合氣道

合氣道を習って良かったこと

合氣道に興味はありますか。武道だけど、空手や剣道ほどの戦闘系ではなく、あくまで身を守るための護身術というイメージでしょうか。

「強くて優しい」というのが私の抱いていたイメージで、体を動かしたいから何か始めようと思ったのをきっかけに、近くの道場に入門し、数年かけて黒帯を取りました。

「合氣道って何か変わるの?」と質問されることが時々あります。そこで、始める前と今とで、変わったことや良かったことを改めて考えてみました。

体を動かすことが好きになった

私は子どもの頃から運動音痴で、体を動かすことが下手でした。でも、道場で姿勢や歩き方を教えてもらってから、少しずつ体を動かすことが好きになってきました。

全身を使って動くことを叩きこまれるので、バランスを取るのも上手くなりました。例えば、電車の中ではつり革に掴まっていないとたたらを踏んでしまうことが多かったのですが、今ではどこにも掴まらなくても立っていられます。

それが面白くて、電車では滅多なことでは座らなくなりました。階段を使うことも多くなりました。駆け上がるのが楽しくなるからです。子どもみたいですね。多分、子ども時代の分まで動こうとしているのだと思います(笑)。

うつむかなくなった

姿勢を矯正し、技の練習をするうちに、うつむかない癖がつきました。うつむいてしまうと、技が弱くなって効かなくなってしまうためです。

1度うつむかなくなると、それまでどれほどうつむいて歩いてきたのかということが体で実感できて驚きました。見える世界がまるで違うのです。今まで、地面に近いものばかり見ていたのに、人の顔や周りの景色が嫌でも見渡せるようになり、ちょっとどぎまぎしました。

色んな人と知り合えた

道場にはたくさんの人がいます。合氣道は誰でもできるので、本当に小さな子どもから高齢の方まで、性別年齢国籍問わずさまざまな人と知り合えます。武道を嗜む外国人も多いので、外国の人と知り合える機会も少なくありません。

普通に生活していれば知り合うはずのない人と知り合い話ができるのは、刺激的で面白いです。

精神的に安定した

私は対人恐怖症で、人を見ると緊張するし、すぐに困ってしまうのですが、合氣道を始めてから、何かあってもとりあえず落ち着くことができるようになりました。

これは仕事でとても役立ってくれました。トラブルが発生しても、落ち着いてさえいれば、対処するのはさほどハードルの高いことではないと分かりました。

他人のマイナスな言動をスルーできるようになったのも大きかったです。愚痴や苛立ちや小競り合いなど、周りで負の感情が発生し、自分の中に入ってきても、一瞬おっと思うのですが、すぐに流してしまいます。

その代わり、ポジティブな言動を心がけるようにもなりました。

最後に

運動したいだけなら、他にいくらでもあるのに、合氣道を選んだのは、やっぱりそこにしかないものがあるからだと思います。

「強くて優しい」人になるのが私の漠然とした目標で、今の私はまだまだ人が怖いし、信じられないし、優しくもできません。

でも、昨日の私より今日の私、今日の私より明日の私。少しずつ超えていきたいです。

*ちなみに私の所属している流派は心身統一合氣道です。他流派とは教わることが異なっているかもしれませんので、ご了承ください。

それでは、この辺で。ここまで読んでくださってありがとうございました。

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