英文法

状況に状況をくっつけるwith

前置詞withについてのおさらいノートです。

withの最も代表的な意味は「~と一緒に」、「~とともに」で「I went to the park with my friend /友達と公園に行った」というように使われますよね。

主に何かが何かにくっついているというイメージです。「I cut my hair with scissors/ハサミで髪を切った」のように、動作に道具をプラスするときに使われたりもします。これが派生して(というのは一説ですが)、「I was wet with rain/雨で濡れた」のように、理由や原因を述べるときにも使われるようになりました。

あらゆるシーンで使われるwith。添え物というか、主文に何か小さいものを付け加えるときに使うことも多いですが、もう少し大きな「状況」がくっつくこともあります。「~しながら」という意味で使われるパターンです。

以下はハリー・ポッターのワンシーンです。

For the first time, Harry imagined Mad-Eye's body, broken as Dumbledore's had been, yet with that one eye still whizzing in its socket.

マッドアイが死骸になっているという状況と、片方の目が眼窩のなかでヒューヒュー動いている状況。2つの状況がwithで結ばれて、それが同時に起こっていることを表わしています。そういう状況をハリーが想像した、という場面ですね。

andや~ingの用法に近いです。

andに近いwithは、以下のような、患者の経過報告にもよく出てきます。

"The patient had neutropenia with neutrophil counts of less than 500μL"

「患者は好中球減少症であった」と「好中球数が500μL未満である」がwithで結ばれています。好中球減少症は好中球が少ない状態のことを指します。つまり、「好中球数が500μL未満である」は前の文にくっついているというよりは、ほぼイコールに近い意味になります。「伴う」などを使いたくなりますが、andのイメージで「患者は好中球減少症で、好中球数は500μL未満であった」とした方が自然な仕上がりになります。

英語学習のほぼ入り口で出会うwithですが、なかなか奥が深いです。

では、今日はこの辺で。ご訪問くださってありがとうございました!

 

☆例文の引用元 "HARRY POTTER and the DEATHLY HALLOWS"

 

 

 

 

 

 

 

 

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