翻訳の仕事はいつかなくなるのか

翻訳
14/07/09 19:24:45

私の好きなもののひとつに翻訳があります。

ある言語で書かれている文章を別の言語で再現するという作業が、とにかく楽しくてワクワクしてしまうのです。なぜかは、よく分かりません。

「翻訳はそのうちロボットが全部やるようになるんじゃない」とたまに言われます。

そうなんかなあと思う気持ちもありますが、ロボットではどうしたって汲み取れない、面倒くさくて矛盾していてドロドロしているものが人間の書く文章にはあるわけで、そういうのはやっぱり、人間が掬い上げるしかないんじゃないかなあと思います。

でも、「そういう細かいところはこの際どうでもいいんですよ、大筋の意味さえ分かればいいから、コストの安いロボットの訳が欲しいです」という人だっているだろうと思います。

それに、国際化が進む現代ですから、そのうち英語も日本語もできるのが当たり前の世の中になって、翻訳を必要とする人がいなくなるかもしれません。

それに、ロボットだってどんどん性能が上がっているわけですから、人間以上に人間の心の機微を理解できるようになるのかもしれません。

不安要素を挙げればいくらだってあるのかもしれません。時代の波に乗り遅れているのかもしれません。すぐにでも沈む舟に乗っているのかもしれません。妄想は膨らむばかりです。

でも、私は翻訳が好きです。

だから、仮に翻訳の仕事がなくなることがあるとして、誰からも必要とされなくなる時がくるとしましょう。それなら、私はこの世界の最後の翻訳者になりたいです。最後の生き残りになりたいです。沈む舟なら一緒に沈みます。最後の瞬間まで一緒にいたいです。

翻訳のロボット化について考えていたら、最終的にそんな心境にたどりつきました。不安はなくなりましたが、自分少し気持ち悪いな、という苦い後味が残りました。

これからも、がんばります。

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