自分の偏りを知る

合氣道

先週、普段は行かない曜日の稽古に出ようと思いたちました。

思ったのはいいのですが、いざ道場の前まで行って中を覗くと、知らない黒帯の大きな男の人が何人もいるのが見えて、一瞬で怖くなって踵を返してしまいました。

きっと睨まれる、私なんか邪魔になる、迷惑がられる。

でも、あとになって、それって私の思い込みなんじゃないかなと思いました。人は多かれ少なかれ色眼鏡をかけて世界を見ていると思います。私は勝手に自分の色眼鏡で世界を怖い風に作り変えているだけなんじゃないかと思い、ゆっくり自分に問うた結果、私は他人を敵視しているという結論に至りました。

RPGでいうと、モンスターがうようよいる草原をひとり冒険しているような感覚で生きているのだと気づきました。

でも、当たり前ですが、他人はモンスターではありません。実際、道場の人たちは協力的で優しい人がほとんどだということも知っています。

そりゃあ色んな場所に行けばたまにモンスターみたいな人もいますが、同じ人間です。みんな自分の仲間なんだと思うと、少し世界の見え方が変わりました。

例えば、満員電車の中でも他の人にイライラしなくなったし、職場の人にも以前より楽な気持ちで接することができるようになりました。

そんな変化があって1週間後、もう1度初めて出るクラスの稽古に行ってみました。初めてましての人もいたし、他の曜日のクラスで会っていて、既に知っている人もいました。でも、みなさん温かく接してくださいました。

そんななか、数ヵ月前に1度だけお会いした方が組み相手になりました。私のことを覚えていてくださったらしく、

「〇月ごろに1度お会いしましたよね。気さくに話しかけてくださって」とニコニコと話してくださいました。

実は、お会いしたことは憶えているのですが、自分から話しかけたことは忘れていたので、そうだったっけ何話したっけと少し焦りましたが、とても嬉しくて、心がじんわりしました。

私が思うより、人は温かいし世界は優しい。私も、他人にそう思ってもらえるように精進します。

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