英文法

英語の5文型

学校で習った英語の5文型。

習ったはずだけど、どんなだったっけ?となることはありませんか。5文型を頭の隅に置いておくと、英文を読み解くのが簡単になりますよ。

例文は、"How to Steal a Dog"という物語から引用しています。あらすじを読みたい方は目次からどうぞ。

それでは、確認していきます☆

第1文型 主語(S)+動詞(V)

誰が何をした、という最もシンプルな文型です。

I whispered.

「私はささやいた」。「I」=主語、「whispered」=動詞。

主語は必ず名詞、動詞は自動詞です。自動詞とは、目的語を取らない動詞のことで、動詞の後に何も続けなくても文を完結させることができます。反対に、目的語を必要とする動詞を他動詞と言います。

次の文も第1文型です。

We walked along the street.

「私たちは通りに沿って歩いた」。「We」が主語、「walked」が動詞です。

「along the street」(前置詞+名詞)は「修飾語」と言って、飾りの役割でくっついているものです。紛らわしいときは、修飾語は切り離して考えると分かりやすくなります。

We walked (along the street).

「We walked」という根幹の文だけを見ると、第1文型であることがよく分かります。では、第2文型にいきましょう。

 

第2文型 主語(S)+動詞(V)+補語(C)

補語は、主語について説明する役割を担っています。S=Cという構図になります

The house smelled damp

「その家は湿った匂いがした」。「damp(湿った)」は「house(家)」のことを説明しているので、「The house」=「damp」と考えることができます。

第2文型で使われる動詞には以下のようなものがあります。

状態を表わす動詞 be, keep, lie, remain, stayなど

変化を表わす動詞 come, go , become, fall, get, grow, make, run, turnなど

感覚を表わす動詞 appear, look, feel, prove/turn out, seem, smell, sound, tasteなど

以下の文はどうでしょう。犬を描写した文章です。

His face was white with little black spots

「顔は白くて、黒いぶちは少ししかなかった」。「His face」が主語、「was」が動詞、「white」が補語。「with little black spots」は修飾語です。分かりにくいので、修飾語は切り離してみます。

His face was white (with little black spots)

「His face」=「white」で、第2文型であることが分かります。簡単ですね!

それでは、第3文型に続きましょう。

 

第3文型 主語(S)+動詞(V)+目的語(O)

誰が何をどうするという文章です。ここで使われる動詞は、他動詞です。第1文型で使われるのは自動詞でしたね。他動詞は、目的語を取る動詞です。

I hate that macaroni

「あのマカロニ嫌い」という文章です。「I」が主語、「hate」が動詞、「that macaroni」が目的語です。hateは自動詞としても「嫌う」という意味で使うことができます。

ちなみに動詞には、自動詞と他動詞の両方の機能をもつものも多数ありますが、自動詞と他動詞で異なる意味を持つものもあります。例えば、runという動詞は「走る」という意味で、自動詞としても他動詞としても使えます。

でも、他動詞のrunは「~を経営する」という、自動詞にはない意味も持っています。「He runs a restaurant」という文章は、「彼はレストランを走る」と訳すとなんだかわかりませんよね。そこで他動詞runの意味を辞書で引いてみます。すると、「経営する」という意味を見つけることができます。「彼はレストランを経営する」と正しい意味を理解することができました。

このように、目的語から動詞の意味を判断するパターンもあります。

それでは、第4文型に参りましょう。

 

第4文型 主語(S)+動詞(V)+目的語(O)+目的語(O)

目的語を2つ取るパターンです。ひとつめの目的語は人、ふたつめの目的語は物事になります。

次の例文は、少女と犬の場面です。

I gave him a little pat

「私は犬を軽くなでた」。ひとつめの目的語が「him」、ふたつめの目的語が「a little pat」です。

ひとつめを物事にした文章を作りたいときはS+V+Oの文型になり、その後に前置詞+人がくっつきます。「I gave a little pat to him」というふうに。

この場合、使われる前置詞は主にto、for、ofの3つです。

toは、基本的に「誰に」「何を」の2つの情報を必要とする動詞に使われます。give, promise, lend, tell, teachなどです

forはそれとは違い、「誰に」がなくても成立する動詞に使われます。buy, cook, get , make, findなどですね。

ofは少し変わっていますが、使われる動詞は少なく、askやdemandくらいです。「I asked questions of my friends(友人に質問した)」のように使います。

それでは、いよいよ最後の文型です。

 

第5文型 主語(S)+動詞(V)+目的語(O)+補語(C)

補語は第2文型でも出てきましたね。第2文型では主語を説明する役でしたが、第5文型の補語は、直前の目的語を説明します

なので、O=Cという図になります

I kept my head down

「私は頭を低くした」。「my head(私の頭)」が「down(下がって)」いる、O=Cの状態を表わしています。

第5文型で使われる動詞には、主に以下のようなものがあります。

状態や変化を表わす動詞 make, keep leave, drive, appoint, elect, paintなど

認識を表わす動詞 find, consider, think, believe, declare, voteなど

 

最後に

常に5文型を意識する必要はありませんが、英文の理解や解釈に困ったときは、「これはどの文型だろう?」と考えることで突破口が開かれることはよくあります。ぜひ英語ライフに役立ててください。

本の紹介 "How to Steal a Dog" by Barbara O'connor

アメリカの児童書。

主人公の少女ジョージナは、父親がいなくなったと同時に家を失い、母親と弟とともに車で寝泊まりする生活を送ることに。みじめでたまらなくなった彼女は、自分でお金を稼げる方法がないかと思案します。

そして思いついたのが、お金持ちの家の犬を盗んで、飼い主から謝礼金をだまし取ろうという計画・・。運命に翻弄されながら良心と葛藤するジョージナの動向に惹きつけられます。

 

 

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